【土木研究会】京都鉄道博物館見学!!
皆さん、こんにちは!
12/1(土)にGATUN!土木研究会に所属する学生で、京都鉄道博物館に行ってきました。
京都鉄道博物館は、JR京都駅からほど近い旧梅小路機関区にある博物館で、鉄道に関するさまざまな設備や車両、構造物についての仕組みを「見る・さわる・体験する」ことで、誰もが楽しむことができる施設です。
その中でも、今回は鉄道の橋梁やトンネル、鉄道と都市の関わりなど、土木分野に関することを中心に見学しました。
さて、当日の様子です。
まずはJR京都駅から京都市バスで博物館へ!
みんな最初からハイテンションです!(まだ中にも入っていませんが・・・)
施設内に入ると最初は屋外展示。早速いろいろな車両がお出迎えです。0系新幹線など、懐かしい車両も展示されていました。
そして屋内展示は盛りだくさんです。
まずはトンネルです。トンネルを掘り進める際に、内部の崩落を防ぐ「支保工」の模型や、1962年に開通した総延長13,870 mの「北陸トンネル」の模型などが展示されていました。
「北陸トンネル」が抜ける数々の峠を見て、難工事であることが感じられました。
次に橋梁です。アーチ橋やトラス橋の模型が展示されており、その構造や接合方法などを知ることができました。
特に、兵庫県にあった『余部(あまるべ)鉄橋』の模型には興味津々。
『余部鉄橋』(正式には『余部橋梁』)は「トレッスル橋」という形式で、長い鋼製の橋脚が末広がりになっているのが特徴です。そして、この『余部鉄橋』は「トレッスル橋」の中でも日本最長(全長309.4m、橋脚の高さ41.5m)を誇っていました。
2010年にコンクリート製の橋梁に架替えられたため現在では見られませんが、それが逆に興味をそそります。
他にも、線路の敷設について学んだり、鉄道の信号やポイント(分岐器)の切り替えを体験したり、我が修成建設専門学校の地元である阪神電車の展示を見たり・・・。
とにかく展示がたくさん!!さまざまな体験をしました。
そして、いよいよ今回のメイン!「梅小路機関車庫」です!
この「梅小路機関車庫」は蒸気機関車が衰退する1970年ごろまで機関車の車庫として活用されていたものを動態保存したもので、2004年に「土木学会選奨土木遺産」に選奨されました。
見どころはやはり「扇形庫(せんけいこ)」と呼ばれる形と真ん中にある転車台です。
見学が終わった後は「旧二条駅舎」内にあるお土産売り場でお買い物をして帰りました!
想像していたよりも多くの展示があり、鉄道に関するさまざまな学習をすることができました。体験型の展示も充実しており、お子様だけでなく、大人も十分楽しめる施設でした。
この機会を是非今後の勉強に役立ててほしいと思います。