【土木研究会】明石海峡大橋ブリッジワールド見学会

土木研究会の恒例行事となっている『明石海峡大橋ブリッジワールド』見学会!

今年も11月23日に行ってきました!!!

 

毎年9月に開催しており、実は今年も9月を予定していたのですが、なんと台風で中止に・・・。

しかし、せっかくの恒例行事です。無にしてはならないということで、何とかスケジュールを調整して行きました。

 

さて、『明石海峡大橋ブリッジワールド』とは、世界最大の吊り橋である明石海峡大橋の建設に携わったツアーガイドさんに、

橋の建設技術や歴史などを直接分かりやすく説明していただきながら、一般の人が普段立ち入ることが出来ない管理用通路を通り、

海面上約300mの主塔の頂上から360°の絶景パノラマを体験するというもの。まさに「見て、聞いて」学ぶことができます。

 

それでは、当日の様子です。

11月ということもあり、寒いかな?と思っていたのですが、比較的暖かく、しかも雲ひとつなく日差しがまぶしい陽気となりました!!明石海峡の向こう側にある淡路島もはっきり見えます。

まずは明石海峡大橋についての事前学習です。

明石海峡大橋の施工についてまとめたDVDを見て、工法や工事の流れを勉強した後、「橋の科学館」へと移動して展示物を見学したり、ツアーガイドさんに具体的な内容を教えていただいたりしました。

ここでは、明石海峡大橋だけではなく、橋の構造や溶接、日本の交通網などについても学習できます。

事前学習の後は、いよいよ橋の内部に突入します。

高さ40mを超える神戸側のアンカレイジ(メインケーブルを固定し、強大な張力に抵抗するもの)に設置された「舞子海上プロムナード」内にあるエレベーターで管理用通路の入り口へと進みます。

ここからは通常入れないところとなり、補剛桁(橋の横ずれなどを防止するもの)の並ぶ管理用通路を約1km歩いていきます。

この通路は海面から約40m以上の場所。なんと床のグレーチングの隙間から海面が丸見えです。

さらに、上部の道路では車がビュンビュン通ります。今まで目にしたことがない未知の世界です!

主塔内にあるエレベータで主塔の頂上まで一気に昇ります。

そしてその先にある扉を開けると・・・

開放的な絶景大パノラマが広がります!

神戸側>

淡路島側>

学生もこの絶景に大興奮!!夏とは違う秋晴れの澄んだ景色を見ることが出来ました!

ここでしか見られない景色を堪能し、最後は海面から約289mの記念撮影です。

今年も無事に楽しく学ぶことができました!

 

11月下旬とあって帰るころには夕暮れです。最後には夕日に照らされた明石海峡大橋を見ることができました。

今日もまた貴重な体験ができたと思います。お疲れ様でした!!