コンクリートの調合・品質管理試験を行いました!!
ようやく秋らしい気温になってきましたね!みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、9月中旬ごろ、建築系学科の1年生の学生でコンクリートの調合を行いました!!
建設業とコンクリートは切っても切り離せない関係です。建築分野においても、鉄筋コンクリートで造られた(いわゆる「RC造」)ビルやマンションはたくさん建てられています。
設計をするにしても、施工をするにしても、コンクリートの知識は絶対に必要になります。
でも、どうせ学ぶなら楽しく学ぼう!ということで・・・
自分たちでコンクリートを作ろう!!!というのが今回の授業です。
密にならないよう気をつけながら実習を行っていきます。
まずは座学。
コンクリートはそもそも何でできているか、みなさんお分かりでしょうか?
答えは「セメント」「水」「細骨材(砂)」「粗骨材(砂利)」です!
実は、どれもホームセンターで買うものばかり!意外にも、皆さんもおうちで簡単に作れてしまうのです!!
しかし、建築物として使うには、しっかり強度が出るよう計算された分量を調合しなければなりません。
その調合方法や性質について座学でしっかり学びます。
きちんとそれぞれの材料が計量できたら、いざコンクリートを練ります!!
こぼさないように慎重に・・・
練り混ぜた後は品質管理試験を行います。
本日は【スランプ試験】【空気量試験】の2本立て!
実際の現場でも行われるものです。
【スランプ試験】はコンクリートのやわらかさを確認するもの。「スランプコーン」という型に練り混ぜたコンクリートを詰めて、上から外すとコンクリートが少しくずれていきます。
どれだけくずれたのか、くずれた部分の高さを測ると、やわらかさが分かります。
【空気量試験】はコンクリート中の空気量を計るものです。
3~6%の空気量が含まれていればOK!!
空気量試験が完了したらコンクリートを供試体型枠の中に入れていきます!
完成しました!この授業にはまだまだ続きがあります!!
この供試体を使って、後期の授業で【圧縮強度試験】を行うのです!
自分たちでつくったコンクリートは目標通りの強度が出るのでしょうか。乞うご期待!!