修成 学生ブログ vol.6
お久しぶりです学生ブログ!
今回、記事を担当してくれたのは建設エンジニア学科1年の小田直史君。
富士教育訓練センターで実施された構造物総合実習5泊6日で学んだこと、感じたことを自由に綴ってもらいました!
大作ですよ。小田くん!ありがとう~~!
それではどうぞ!
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土木工学科・建設エンジニア学科・住環境リノベーション学科が
富士教育訓練センターで実習を行いました!
~富士研修~
大阪を出てバスに揺られること約7時間。富士教育訓練センターに到着!
5泊6日の研修がはじまります!
1日のはじまりは朝礼からです。
ラジオ体操、指差呼称、体験発表など、みんなでしっかり声を出して一人一人が「安全」を意識します。
「今日も一日ご安全に!!」
そしていよいよ施工実習!!
今回製作したのは「橋脚の鉄筋コンクリート柱」です。
まずは、作業する2つのグループに分かれて、KY(危険予知)というのをします。
自分たちはどういう作業をするのか、どういうところに危険が潜んでいるか、安全に作業するにはどうすればよいかを作業員みんなで共有します。
① 足場組立
足場は工事中の安全を支えてくれるものです。
間違いの無いよう、図面を見ながら正確に組み立てていきます。
声をかけあって作業しないと事故やケガのもととなるので、気を緩めないよう集中して取り組みます。
② 鉄筋
鉄筋技術者の先生指導のもと、さまざまな形、太さの鉄筋を図面通りに組んでいきます。
鉄筋同士をしばることを結束といいますが、みんな初めての体験です。
先生にレクチャーを受けた後、実際に自分たちで結束していきます。
※鉄筋を組む作業は修成のオープンキャンパスで体験することができますよ♪
どうですか?コンクリート橋脚の中にはこんな感じで鉄筋が入っていて強度を保ってくれているんですよ♪
③ 型枠
まずはくぎ打ちの練習からです。
くぎを正確にしっかりと打ち込むためには、正しい姿勢があります。
力任せではダメということですね
型枠に段差やズレがあると完成後のコンクリートにもその段差が生じて見た目が悪くなるだけでなく、コンクリートの強度にも影響してきます。
作業もいよいよ終盤。。。
いい笑顔ですね♪
そして・・・・・・完成です!!
足場・鉄筋・型枠と、この4日間の工事期間を終えてのみんなの達成感は格別なもので
した。
これを自分たちが造ったんだと、これからの将来に向けて自信になりました!
しかしまだ実習は終わってません。
この構造物を解体するのも実習のうちの1つです。
4日間で造り上げたものを半日で解体するという複雑な気持ちになりながらも、最後まで安全に作業することができました。
そして後片づけまでが工事です。
整理整頓、道具の確認、とても大事なことですね!
実習が終わったあとはゼネコン出身の先生に、
現場監督とはどういうものか、工事というのはどういう流れで行われるのか、
など、工事について講義をしていただきました。
施工管理技士をめざす僕たちにとって、とても内容の濃い有意義な時間となりました。
最後に修了証をいただきました!
みんなで協力して作業することの大切さ・常に安全意識をもって作業することなど、普段体験できない実習を通して数多くのことを学びました。
そしてなにより、土木の世界で働きたい!という思いが大きくなりました。
富士教育訓練センターのみなさん、本当にありがとうございました!
以上、
今回のブログは建設エンジニア学科1年の小田直史がお送りしました!