何気ない日常から人生の転機まで、
学生たちのドラマを見守る校舎。

修成の校舎の増築・改築とともに、施設や設備が整えられ、数えきれないほど多くの学生がここで学んだ。試行錯誤しながら、ひたむきにものづくりに取り組む日々のなかで、喜びや苦しみ、達成感、やりがい、流した汗や涙…。ここで学生たちの豊かな人間性と発想力が磨かれ、たくさんのすばらしい作品が生まれた。
3万8千人を超える卒業生や、在校生一人ひとりの何気ない日常から人生を変えるような転機まで、多くのドラマがつまった校舎。その長い歴史に思いをはせると、毎日ふれる教室や道具たちにも深い愛着がわくことだろう。
時代は変わり、学生も毎年変わっていく。しかし、修成が学生一人ひとりを想う心は、今も昔も変わらない。ここは、厳しくもおもしろい、ものづくりの世界へと踏み出す場所。そして、心の大きな拠り所となり、いつでも帰ってくることができる、温かな母校である。