「人柄」や「人間力」も大切にお客様の理想の家づくりに貢献。

修成卒業後、大阪を離れ単身で愛媛へ。ローコストの注文住宅を扱う会社で設計兼営業として日々お客様と向き合っている。仕事をするうえでの目標は「誰もがよりよい暮らしができる家づくり」。


眞鍋 賢一さん

株式会社シンプルハウス 勤務
2017年 建築学科 卒業

廣田:児島さんや眞鍋くんはお客様と接することが多いから、印象に残っていることも多いんじゃない?

児島:そうだね。私はお客様が気づかないようなディテールにこだわったことかな。例えば、あるサッシを取りつけるために、ここが何㎜でこの部材をつけるとこうなるということまで描き込んで、思い通りの形になったときはうれしかった。もちろん予算にも工期にも余裕が必要なんだけど、時間をかけて頑張ったので印象に残っています。眞鍋くんはどう?

真鍋:やっぱり一番は初めていただいた契約かな。1年目で全然知識もなかったけど、僕の人柄で決めたと言ってもらえて。家を買うときって、やっぱり営業の人柄も大切な要素なんだなと思ったよ。

穴吹:人柄を評価されるってうれしいよね。どんな点がお客様に気に入ってもらえたと思う?

山口:そうそう! 私たち現場で働く人間にとって、雨は天敵。大雨になると、作業ができなくなるの。この前、台風が2週連続で上陸することがあったときも困ったな~。職人さんたちにお願いして急ピッチで作業を進めてもらって、何とか間に合ったけど、スケジュールを管理する立場としては、もう、ヒヤヒヤ(笑)。

真鍋:心がけていたのは、わからないことはわからないと正直に言うこと。上司や詳しい先輩に聞いたり、商談のときには設計士の先輩にサポートしてもらったりしていたよ。そういう姿勢が信用されたのかな。

日々のあらゆる場面で生きる
修成での経験と学び。

山本:いろんな人と話す経験という意味では、学生時代にオープンキャンパスのスタッフをしていたことは、社会人になっても生かされているよね。

真鍋:うん。高校生や保護者の方とたくさん話せたもんね。それに修成は先生とも気軽にコミュニケーションできるから、誰とでも適切な距離感で話せるようになれて、それが自分の強みになっていると思う。

穴吹:オープンキャンパスのときは測量の器械を毎回準備していたよね。実は、僕はそれが今一番役に立っているんだ。器械を据えること自体が正確じゃないと、いくら測っても数値がおかしくなる。工事の検査で合格をもらうには、まずはそこが大切。計算は時間をかければできるから、修成でたくさん器械に触れていてよかったと検査のたびに実感しているよ。

広田:わかる! 修成では本当に大切な基本を学べたよね。私の会社は、鉄筋も型枠も舗装もすべて自社でやるんだけど、実は住環境リノベーション学科で全部経験したこと。アーク溶接とか、油圧ショベルに乗れることとかがすごく役に立っているよ。

児島:勉強したことがダイレクトに生かされているんだね! 私は空間デザイン学科だからこそよかったと思うのは、コンセプトを立てて意匠にこだわるということ。法律や構造を踏まえるのはもちろんだけど、見栄えも大事だからね。実際に仕事を始めて、コンセプトの大切さという部分に、すぐになじめました。

穴吹:学生時代もコンペなどに積極的に参加していたの?

児島:コンペもだけど、日々の課題に力を入れていたかな。遅くまで学校に残って友達とやりとりした時間がすごく大事だったんだと今改めて感じています。会社でも先輩と意見を出し合って細かいところまで決めていけるのは、学生時代の経験があったから。そういえば、山本さんは先生とかなり仲良くしていたよね。

山本:そうだね。就職で悩んでいたときに「あなたは大丈夫」と言い切ってもらえたことがうれしかった。すごく自信が持てて、そこから前向きになれたから。今でも先生とはたまにメールしています。あとガーデンデザイン学科は本当に仲のいいクラスだったから、卒業した今でも長期休暇のときは必ず集まっているんだ。

真鍋:とてもいい関係だね! 僕も先生から「施主様や周りの人たちが見て幸せになれる建物をつくってください」という言葉をもらったことがあって、いつも心に留めてお客様と話しているよ。

「女性だから」と気負わず自然体。技術向上へ、貪欲にチャレンジ!

主に宅地造成や公共工事に従事し、施工管理も作業もマルチにこなす。住環境リノベーション学科で身につけた幅広い技術と知識を駆使して活躍中! チャレンジ精神豊富な女性技術者。


広田 莉音さん

株式会社赤星工業 勤務
2017年 住環境リノベーション学科 卒業

GATUNのTOPに戻る