校名の由来、建学の精神、沿革

校名の由来、建学の精神

本校の校名「修成」は、古事記・国生み神話の「修理固成(しゅうりこせい)」から創案したものです。昔々、ほんとうに遠い昔、そのころの国土は、まだ油のように、ふわふわと海に漂っているだけでした。そこで、天の神一同が、イザナギノミコトとイザナミノミコトに、「漂っている国土を修理固め成せ(おさめつくりかためなせ)」つまり「この漂っている国土をしっかりとつくり固めるように」と命じられました。このことがつまり「修理固成」、国土をきちんと形づくり、それをきちんと治めなさいということです。本校の創立者である国学者・木下寅吉が、この意味に「国土建設に奉仕する精神」を込め、「修成」という名をつけました。本校は「国土建設に貢献する有能な建設技術者を養成する」ことを理念に、1910年(明治43年)の創立以来、建設業界に有能な人材を輩出してきました。時代の流れとともに設置学科を変え、教育課程を改新してきましたが、この理念は今も変わらず「修成」の基本になっています。

沿革

1910年 明治43年 大阪修成学校創立。
1934年 昭和 9年 室戸台風で校舎全壊、休校。
1937年 昭和12年 修成工学校として再建。
1946年 昭和21年 修成工業学校に昇格。
1948年 昭和23年 修成高等学校・中学校を設置。
1951年 昭和26年 修成高等学校・中学校廃校。大阪レントゲン技術専門学校設置。
1953年 昭和28年 大阪レントゲン技術専門学校休校。
1954年 昭和29年 修成工業専修学校として再建。
1955年 昭和30年 昼間部に土木科と建築科を設置。
1961年 昭和36年 修成建設専門学校に校名変更。
1967年 昭和42年 準学校法人修成学園を設立。
1971年 昭和46年 工業教育35周年記念式典を挙行。
1976年 昭和51年 専修学校制度による専門学校となる。
1979年 昭和54年 学校法人修成学園に名称変更。
1980年 昭和55年 創立70周年・修友会結成40周年記念式典を合同で挙行。
1984年 昭和59年 大阪府建築士事務所協会が後援団体に。
1986年 昭和61年 女子建築設計科設置。
1989年 平成元年 青垣研修センター(青垣キャンパス)完成。
1990年 平成 2年 創立80周年・修友会結成50周年記念式典を合同で挙行。緑の学科設置。
1991年 平成 3年 文部省特定研究指定校となる。
1995年 平成 7年 平成6年度の卒業生から専門士の称号が与えられる。
1997年 平成 9年 免震構造の新校舎完成。
1999年 平成11年 専科 2級建築士科設置。
2000年 平成12年 創立90周年・修友会結成60周年記念式典を合同で挙行。
2001年 平成13年 女子建築設計科を建築CGデザイン学科に名称変更。緑の学科を緑化造園学科に名称変更。
2002年 平成14年 緑化造園学科をガーデンデザイン学科に名称変更。
2004年 平成16年 空間デザイン学科設置。
2005年 平成17年 木匠学科設置。建築デュアルシステム科設置。
2006年 平成18年 建設エンジニア学科設置。
2007年 平成19年 別科 大学通信教育課程併修科設置。2級建築士・学士コース設置。
2010年 平成22年 創立100周年・修友会結成70周年記念式典を合同で挙行。
2013年 平成25年 住環境リノベーション学科を設置。
2014年 平成26年 職業実践専門課程の認可を受ける。
2016年 平成28年 修成堀江ラボ開設。
2020年 令和 2年 創立110周年記念事業実施。修友会結成80周年。
2021年 令和 3年 専科 1級建築士科設置。
2022年 令和 4年 大阪・関西万博『TEAM EXPO 2025』プログラム/共創パートナーに登録。

※修友会は同窓会