『倉方塾』に参加しました! @中之島デザインミュージアム de sign de >

6月20日、中之島デザインミュージアム de sign de > において開催された「倉方塾」に、
建築学科夜間部1年生と昼間部2年生の有志たちが参加しました。
「倉方塾」は、建築史家・倉方俊輔氏を塾長に、建築・都市のフィールドを大阪で結わえる連続セミナー。
気鋭の若手建築家によるトークセッションなど、日本の建築界の最前線を体験できます。

 

今回は「佐賀・福岡・東京-都市の記憶と建築の力」と題して、平瀬有人氏を招いてのトークセッション。
佐賀大学で建築教育を行いながら、佐賀や福岡、熊本、東京でもプロジェクトを進める平瀬先生。
<建築>を都市の「ミリュー」(表層を超えた<社会的・文化的>環境)を読み説いて物質化することと捉える平瀬先生の視点から、
新しい地域の建築家像が浮かび上がってきます。

参加した学生からは、
「ゲストスピーカーの平瀬先生が述べられた、“場所という意味での環境だけでなく、
文化的・社会的な意味での環境をも読み解いて建築という形に落とし込む”という視点。
また、建物を施工し終えたらその案件を終了としてしまうのではなく、施主の抱える課題に対して
長いスパンで取り組む姿勢を大切にしている点が、印象に残りました。
上記2点は、今後の建築に対する取り組み方や関わり方の大きなヒントになったと思います。」
(建築学科2年生)
と、感動を伝えるレポートが届いています。

 

塾長・倉方先生とゲストスピーカー・平瀬先生の対話を通じて、
日本の建築的・都市的な最前線が体験できて、とてもよい学びになりました。
もう今から次回が待ち遠しいですね♪

※修成建設専門学校の学生は、中之島デザインミュージアム de sign de > とのCollaborationにより、
この「倉方塾」をはじめとする建築セミナーやワークショップへ無料で参加できます。