【土木工学科・建設エンジニア学科】見学会を実施しました!!
12月10日(火)に、土木工学科・建設エンジニア学科の1年生で
奥村組土木興業株式会社様が施工する新名神高速道路の橋梁下部工事の見学に行ってきました!
新名神高速道路は、名古屋から神戸市を結ぶ約174kmの高速道路です。
各地で工事が行われ、すでに高槻JCT~神戸JCTなどの一部区間が開通しています。新名神高速道路の開通により、
並行する高速道路の渋滞緩和はもちろんのこと、周辺の観光産業の活性化や災害時の交通流確保も期待できます。
詳細はNEXCO西日本Webサイト「E1A新名神高速道路」をご覧ください!
https://corp.w-nexco.co.jp/activity/branch/kansai/shinmeishin/
今回は、その一部である城陽JCT・IC付近の下部工(基礎・橋脚の工事)の様子を見学に行きました!
それでは、見学の様子です。
まずは事前学習として、奥村組土木興業株式会社の方より工事概要や情報化施工の技術などについて説明を聞きました。
そしてバスで現場へ移動!
到着後は班に分かれて、現場職員の方より現地を回りながら工程や建設機械の説明を受けます。
実は、今回の見学では隣接する2つの現場を見せていただきました。
最初の現場はちょうど橋脚の基礎工事が行われており、鋼矢板を圧入する様子や、
橋が倒れないように支持する「鋼管ソイルセメント杭」という地中の基礎杭を施工している建設機械などを見ることができました。
特に鋼矢板は、油圧により圧入することで低騒音・低振動で施工するように工夫されていました。施工管理業務は、周辺の環境にも気を配らなければならないのです!
2つ目の現場は、さらに工程が進んでおり橋脚の工事に入っていました!!
鉄筋を組立て、コンクリートを打設する様子がよく分かります。
9月に行った富士研修では橋脚の鉄筋組立や型枠組立の実習を行いましたが、この現場は規模が大きく、とても勉強になります。
特に、鉄筋の種類ごとに色を分けて視覚的にわかりやすくしている工夫には、学生もびっくりです!
見学の最後には、職員の方々と記念撮影!
なかなか見られない現場、しかも日本の幹線となる新名神高速道路の工事を見ることができ、良い経験になったと思います。
今後は就職活動のシーズンに入るので、この見学も是非参考にしてほしいですね!
ちなみに、本校Webサイトの中にある「ドボクの世界」というページの中に、同じ新名神高速道路の川西IC付近の工事について記載しています。
是非ご覧ください↓↓
「ドボクを語る」リンク
https://www.syusei.ac.jp/doboku/voice3.html
最後になりましたが、このような貴重な見学会を提供していただいた奥村組土木興業株式会社様をはじめ、ご協力いただいた関連会社様に対し、感謝申し上げます。
ありがとうございました。