ヒロマチ~奈良探訪~

みなさんこんにちは✨修成建設専門学校です🏫
ヒロマチで橿原市にある今井町に探訪しに行ってきました🔥
今井町は、日本でも有数の伝統的建造物群保存地区で、町全体が江戸時代のまちなみを色濃く
残している場所で、戦国時代に興福寺の宗教都市として発展し、その後自治都市として繁栄✨
江戸時代には商業が発達し、「大和の金は今井に七分」と言われるほど裕福な町でした🏠
全体が「環濠都市」として外部からの侵入を防ぐ工夫がされている町を
見邨学校長引率の元、歩きながらゆっくり見て回りました👀

「ウナギの寝床」 と呼ばれる細長い敷地形状が特徴的で、「虫籠窓(むしこまど)」 や
「出格子(でごうし)」「煙出し」 など、伝統的な意匠が多く残る場所でもあります(`・ω・´)
町家の屋根には、防火のための土蔵造りの部分や袖壁・うだつが設けられており、
通りに面する町家は、商いをするための「見世(みせ)」があります。
また、奥は住居スペースとなっています。そんな説明を受けながら見学していきました🔥

1977年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された今井町では、現在も地元住民や行政が協力して保存活動を行っていますが、空き家や住民の高齢化が課題となっていて、伝統的な町並みを維持しながら、カフェや宿泊施設として利用するなど新しい活用方法が模索されている町でもあります✨

今回の探訪で、現代建築と伝統的な建築を融合させるデザインの可能性を考えるきっかけと
なりました(≧▽≦)保存地区における景観規制の重要性と、建築に求められるルールを学び、
木造建築の防火対策や、耐震補強の工夫などの今後の課題を目で見ることで実感していきます🔥
今回の探訪では、単なる観光ではなく、歴史的町並みを未来へどう残すかという視点で
考えることができたのが大きな学びとなりました👀