鉄筋組立・型枠 実習
みなさん、こんにちは。
すっかり朝晩が涼しくなってきましたが、
体調を崩されていませんか?
さて、本日は11月13日(火)に専科2級建築士科の学生が関西鉄筋工業協同組合など主催の
合同出前授業講座で「躯体(くたい)」の研修を行ってきましたので、その様子をお伝えします(^_-)-☆
躯体とは、床や壁、梁など建物の構造を支える骨組のことです。
この日は とび、鉄筋、型枠大工、圧接、左官 の5つの実技体験を行いました。
参加学生は5つの班に分かれ、各体験15分ずつローテーションで回っていきます。
どの体験も職人さんが丁寧に楽しく、教えて頂きました。
各体験で教わったことを簡単に紹介!!
圧接:鉄筋表面を溶かし、圧力を掛けて金属を結合する。(建設業の7割が圧接結合!!)
足場組立:パイプを組み立てるためのクランプという固定道具の取り付け方などを体験。
左官:塑性(そせい)材料とコテを使って、壁を塗る練習。
コテ返し(コテで材料をすくい取る)が難しい(>_<)
型枠大工:コンクリードを流し込むために、パネルと金物を使って器の組み立て作業。
この日はパネルを釘で打ち付けて固定する作業を体験。
鉄筋:結束線(針金のようなもの)をハッカーという道具を使って、
鉄筋同士を固定させる練習。締め過ぎると結束線がちぎれてしまいます。
短時間ではありましたが、いろいろと体験でき、また職人さんの技術を直接見て、感じたことは学生たちにとっては貴重な時間となったと思います。
最後になりましたが、今回ご指導頂きました関西鉄筋工業協同組合、近畿建設躯体工業協同組合、関西圧接業協同組合、大阪府左官工業組合の皆さまにお礼申し上げます。
丁寧で熱心なご指導、ありがとうございました。